必見‼ アールヌーボー&アールデコ フェスティバル


*コロナウイルスの影響により、下記のフェスティバルは中止となっておりますので、ご了承下さい。

ベルギーの美しい街並みは、「アールヌーボー建築」の奥深さを知って散策するとより楽しさが広がります!そして、この春、「アールヌーボー&アールデコフェスティバル」が開催され、普段は一般開放されていない建築も訪れることができます!この機会は逃せません!


アールヌーボー建築、楽器博物館(Musee des instruments de Musique)

アールヌーボーは19世紀末から20世紀初頭に流行した様式です。デザインはエレガントで流れるような曲線。花や植物がモチーフとなって、鉄やガラスなどのその当時では新しい素材が用いられました。絵画でいうとアルフォンス・ミュシャの描く女性のイメージ、エミール・ガレなどのガラス工芸もアールヌーボーの流れを汲みます。

工場などの大量生産が始まった時代にその反動として、Art Nouveau (フランス語で新しい芸術)運動が始まりました。その後1910年代に入ると、人々が機能性や合理性を求めるようになって、アールデコが広まっていきます。デザインはより直線的で幾何学的になっていきました。


アールヌーボー建築、ソルヴェー邸(Hotel Solvay)ヴィクトール・オルタ作

ベルギーはアールヌーボーとアールデコを同時に楽しめる場所です。こちらがベルギーの巨大なアールデコとして有名な、国立コーケルベルク大寺院(ブリュッセル)。もう一つは、アントワープ中央駅です。アールヌーボーのような自由で流れるような曲線ではなく、コンパスで描いたかのような円弧と直線の組み合わせで構成されています。

アントワープ中央駅は、電車から外に出て、美術館に到着したの?と思う程に美しい建築です。フェスティバルでアールヌーボーとアールデコについて知識を深めた後で、アントワープまで足を延ばしたら、きっとその装飾の美しさや奥深さに胸打たれますよ!


巨大なアールデコの代表、国立コーケルベルク大寺院(Basillique de Koekelbelg)


アントワープ中央駅

アールヌーボーとアールデコ、二つの様式は異なりますが、時代に合わせた装飾性を追求した美学でした。きっと今の自分のライフスタイルにも小さな楽しみを見つけられるはずです。

 フェスティバルの期間は、2020年3月14日から3月29日となっています。この期間の週末(土・日曜日)に異なった建築物に訪問が可能です。普段は非公開の一般の家や学校、オフィスビルなどを訪問できます!

フェスティバル中は、ガイドがついていますが英語もしくはフランス語です。弊社のツアーに参加頂くと日本語のガイドが通訳兼アシスタントとなって、アールヌーボーの奥儀をご案内致しますので安心して回ることができますよ。

アールヌーボー&アールデコフェスティバル 公式HP…プログラムの詳細は2020/1/15に掲載予定です。(英語、フランス語、オランダ語)

⇒フェスティバルに参加するお勧めツアー
(ベルギーだけでなく、アールヌーボーが生まれた街フランス、ナンシーを訪れるツアーもご用意しています。是非ご覧下さい)

【2020年3月】アールヌーボー&アールデコ・フェスティバル見学ツアー 4日間

【2020年3月】 アールヌーボー&アールデコ・フェスティバル見学とブルージュ&アントワープを巡るアートな5日間

【2020年3月】 アールヌーボー&アールデコフェスティバル見学 ベルギー・フランスのアールヌーボー散策 7日間














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