現存する世界最古のチーズ ~フェタチーズ~


 チーズといえば、酪農大国フランスが思い浮かびます。イタリアのピザやスイスのチーズフォンデュも消費が多そう。。。でも、世界のチーズ消費量で見ますと、ライバルのイタリアやスイスを抜き、なんとギリシャは世界第5位にランクインします!それほど、チーズを消費するのであれば、美味しいギリシャ産チーズとお勧めレシピがあるに違いありません!



ギリシャのチーズ年間消費量は一人当たり、約23、4㎏。(1位のフランスが26㎏)日本人は一人当たり、2、2㎏といいますからおよそ10倍程の消費量ですね。このチーズの消費に貢献しているのがギリシャのフェタチーズです。

チーズは「人類が作った最も古い食品」と言われています。発祥は西アジアの古代モンゴル族が家畜の乳を利用したのが最初でその後ギリシャに伝わったという説が有力です。世界に現存するチーズの中では、このフェタチーズが最古のものとされています。古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」などにもこのチーズは登場するのですよ。



フェタチーズは、山羊や羊の新鮮なミルクから作られます。太陽の国ギリシャでチーズを保存するために、このフェタチーズは高濃度の塩水に漬けて作られました。ですので、食べる時には塩抜きが必要です。塩抜きは牛乳や濃度の低い塩水につけて行われます。塩抜きは簡単ですが、この作業を行った後は保存期間が短くなるのでご注意を!

食感は木綿豆腐のようなカッテージチーズのような。ポロポロと簡単に崩れるので適度な大きさにほぐしたり、スライスしたりしてサラダなどに入れるのが最もポピュラーな食べ方です。他にもパンやパイ生地に挟んだり、パスタの具材に加えたり。時にはパン粉をまぶしてフライにすることもあります。ニンニクやハーブを加えたオリーブオイルに浸して食べるのも人気です。



真っ白な建物に負けない程に白いのはお豆腐ではなく、世界最古のフェタチーズです!新鮮なオリーブとトマトやキュウリを合わせて是非ともギリシャの青い空の下でいただきたい1品です。

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