「ロカマドゥール」は、「ロック（岩）」＋「アマドゥール（初期キリスト教の聖人の名）」から成っていますから、敢えて訳すならば“聖アマドゥールの岩”といったところでしょうか。この村に伝わる、聖アマドゥールの遺骨が腐敗しないまま発見されたという伝説に名前の由来がありそうですね。

村の岩山には聖域があり、216段もある大階段をのぼってゆくと、12世紀以降たくさんの軌跡を起こしてきた黒い聖母像が置かれているそうです。ちなみに、この大階段を上らなくてもエレベーターでも行けます。足が不自由な方も巡礼できるようになっているのですね。

なお、村から2kmほど離れたロスピタレの展望台から村の全景が見えるそうですが、この景色がまた、本当に素晴らしいそうですよ。

 うーん、今人気急上昇のこの村、ぜひ足を運んでみたいものですね。

［4月25日（土）トゥールーズ発］ 
聖地へと続くミディピレネー地方 コンクなど巡礼地や美しい村を訪ねる旅

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