湖上ステージで幻想的な夏の夜を♪ ~ ブレゲンツ湖上音楽祭 ~


湖に浮かぶ幻想的なオペラ ブレゲンツ湖上音楽祭!
 
オーストリア、ドイツ、スイスと国境を交える湖、ボーデン湖。
リゾート地でありながら、素朴な田舎の雰囲気があるボーデン湖畔の町の一つに、ブレゲンツがあります。
 
ここで毎年、7月後半から約1ヶ月間、湖上ステージで訪れる人を魅了する『ブレゲンツ音楽祭』が開催されます。
音楽祭が始まった1946年から、2017年で第71回目を迎えます。

昨年、公演前の舞台設営中の5月のブレゲンツに行ってきました。
訪れたのは昼間ですが、ステージの様子がよく判りますのでここでご紹介します。


この日は、船で対岸リンダウからブレゲンツ入りしました!
リンダウ~ブレゲンツ間は、音楽祭公演時間前後に特別シャトル船が出ています。
ブレゲンツではなく、リンダウに宿を取って船でオペラ鑑賞に行くのもとても風情があります。

水面がとても近くに感じます。
遠くには山の稜線が見えます。




音楽祭会場が見えてきます!


港に降り、湖上ステージを目指して歩いていくと、そこは緑が綺麗な遊歩道。
湖上ステージまで続いています♪

音楽祭特別シャトル船は、ステージ横から発着します。



緑が気持ち良い!


湖上ステージ会場前 オブジェがあります




会場前に着いてみると、自由に客席に出入りできるようになっています。
建設途中の会場ですが、バックミュージックを流していました。

作業中の設営スタッフがいる中、散歩やサイクリング中に、ちょっと休憩に立ち寄よる人も結構いるようで、思い思いに客席に座っています。
こういうのんびりした雰囲気、いいですよね。



日が長い夏の夜。公演が始まる夜9時頃は、ちょうど日が暮れ始める時間帯。
夕暮れから夜にかけて、オレンジ色からゆっくりと濃青色に変わる空の色、そして、湖に浮かぶオペラの舞台。
まさに幻想的な世界へ引き込まれます。
湖の水や、この背景の空までも演出の一つとして計算されつくされている特殊な舞台がブレゲンツ音楽祭の特徴です。



2017年は昨年の「トゥーランドット」から引継ぎ、ビゼー作「カルメン」となります!
 
セビリアを舞台にジプシーである女工のカルメンと2人の男性ドン・ホセとエスカミーリョの間に繰り広げられるストーリー。
今年の主役「カルメン」を演じるのは、フランス出身Gaelle Arquez、ウクライナ出身Lena Belkina 、そしてAnnalisa Stroppaの3人。
湖の上でどんな舞台を見せてくれるのか、今年の湖上ステージも楽しみです。
 
さて、ブレゲンツ音楽祭開催期間は、湖上ステージ以外でも祝祭劇場やコルンマルクト劇場などで、オーケストラコンサートやオペレッタが開催されています。
中でも、祝祭劇場で行われるウィーン交響楽団やフォアアールベルク交響楽団による定評のあるオーケストラコンサートは人気で、オペラと両方鑑賞する人も少なくありません。
宿が取り難いので、早めに決めるのがオススメです♪
 
 
【2017年スケジュール】
■ オペラ「カルメン」公演  
会場: 湖上ステージ
7月 19., 21., 22., 23., 25., 26., 27., 28., 29. ,30日
8月 1., 2., 3., 4., 5., 6., 8., 9., 11., 12., 13., 15., 16., 18., 19.,20 日
 
 
■ オーケストラコンサート日程
会場: 祝祭劇場
7月 24., 30日
8月 7., 20 日
 
 
■ オペラ「エジプトのモーゼ」公演
会場: 祝祭劇場
7月 20., 23., 31日
 
 
■ オペラ「フィガロの結婚」公演
会場: フォアアールベルク州立劇場
7月 20., 23., 31日
8月 14., 15., 17., 19日
 







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