世界を変えてしまう発明品、ドイツ人もそんな素敵なものを幾つか作ってしまいました。
今現在生活をしていく中で、なしでは考えられないもの。代表的な4つの発明品をご紹介していこうと思います。
古い時代からのぞいてみましょう。
テーマは印刷技術。
時は14世紀末。フランクフルト近郊のマインツに生まれたヨハネス=グーテンベルク。
彼が発明したのは活版印刷機。技術自体はそれまでに存在していましたが、そのすべてを集約し、印刷技術が一気に向上、それによって本の出版が格段にスピーディーになりました。
ルネッサンス期の3大発明品と呼ばれています。
現在、我々が本を気軽に読めるのは、ひとえに彼のおかげなのかもしれませんね♪
写真は生まれ故郷のマインツ。大聖堂が美しい町です。
お次はファッション部門。
おしゃれに困ったら、とりあえずこれをはいておけば問題なし、それがジーンズ。
老若男女問わず愛されていますね。
このジーンズも実はドイツ人の発明品♪
時は1873年。リーヴァイ・ストラウス(Levi Strauss、ドイツ名レーフィー・シュトラウス)の手によるものでした。
ドイツ、バイエルン州バンベルクの近郊ブッテンハイムに生まれたユダヤ系ドイツ人の彼は、アメリカへ移住。ゴールドラッシュに沸くアメリカの地で鉱夫のために作ったワークパンツがジーンズのもとになったのです。
現代社会を生きていくうえでコンピュータのない生活なんて考えられない時代ですよね。
なんとまあ、そのコンピュータもドイツ人による発明品!
時は1941年、発明したのはコンラート・ツーゼという人でした。
自動計算機として開発された「ZUSE Z3」というタイプが現在のコンピュータの先駆けと言われています。これは現代社会においてまさしく歴史を塗り替えたものと言えますね♪
写真はヘッセン州ヒュンフェルトのツーゼ博物館にあるプロトタイプのコンピュータ。
音楽で言えば、クラシック音楽の中心地として栄えたドイツ。
音楽のジャンルだけでなく、音楽の技術に関する発明品もあります。
通勤通学時、家でのんびりとくつろぐ時など、音楽は日々の生活には欠かせないものです。
音源の体系はわずか数十年の間で大きく変わってきましたね。レコード、カセット、CD、MD、そしてMP3。
MP3というフォーマットが完成してから、携帯性、収納性が格段に向上しました。
そして、このフォーマットもドイツ人による発明♪
1987年、フラウンホーファー協会(研究所)によって開発されたものです。商品として世間に広まるまで長い時間がかかりましたが、この発明により、音楽の市場が大きく変わったというのは言うまでもありませんね。
ドイツは発明の国。
普段我々が何気なく使用しているものの中で、上記のものがまさかドイツで生み出されたものなんて思いもしなかったでしょう?